コンビニもアマゾンもお財布いらずに!電子マネー・ギフト券の違いと特徴
テレビで話題に取り上げられることも多くなり、頻繁に聞くのがキャッシュレス化です。
電子マネーやQRコード決済など、現金を使わない支払い方法がこれから増えて行くことが予想されています。
近い将来、現金を持ち歩かない時代がやって来るかもしれないのです。
現在でもコンビニなどでは現金が無くても電子マネー等で買い物が可能です。
中にはキャッシュレスでの支払いにしか対応していない店舗が登場しているのです。
キャッシュレス時代の到来は間近に迫っているので、最低限の知識は身に着けておいた方が良いでしょう。
時代に取り残されて不満を言うよりも、キャッシュレス化の波に乗ってメリットを得る方がお得です。
キャッシュレス化の流れになった理由と、電子マネーやギフト券の違いなどをまとめたので見てみましょう。
なぜキャッシュレス化するのか?
現金で支払いをすれば良いのに、なぜわざわざキャッシュレス化を行うのでしょうか?
これを理解していないとキャッシュレス化に不安や疑問しか感じないので、まずはここから説明したいと思います。
そもそもキャッシュレス化にはいくつものメリットがあるのです。
1つは現金を持ち歩かなくて良いので窃盗や紛失のリスクが少なくなります。
お店側もレジ等で保管する現金が減れば強盗に狙われる確率が下がるでしょう。
次は海外旅行客の支払いをスムーズにするメリットがあります。
日本へ海外旅行に来ている外国人は、しばしば支払い時に戸惑ってしまうものです。
しかし、これがキャッシュレス化していれば電子マネーやQRコードを使うだけ確実な決済が行えます。
店員の対応も楽になりますし、外国人の人もストレス無く買い物出来るでしょう。
2020年のオリンピックに向けて政府がキャッシュレス化を推し進めるのは、こうした理由があるのです。
他にもメリットはあり、レジの待ち時間を軽減することも出来ます。
お札や小銭を数えて出し、お釣りを手渡してという流れは相応の時間を消費します。
これがキャッシュレス化すればワンタッチで決済が完了するので、お互いに負担が減るでしょう。
セキュリティーに不安が残っていたり、電子マネーやQRコード、〇〇payが乱立して分かりにくかったりする面もあります。
まだまだ課題が山積みなのは確かですが、より便利な世の中のためにキャッシュレス化は推し進められているのです。
電子マネーとギフト券の違いと特徴
キャッシュレスの中でも普及しているのが電子マネーとギフト券でしょう。
Suicaなどは電子マネーとしても活用されており、駅ナカやコンビニなどで支払いを行えます。
アマギフとも略されるAmazonギフト券もキャッシュレスの一部で、広く愛用されている状況です。
この2つは似ているようで、実は様々な点で異なる要素があります。
どのような違いがあるか、これから詳しく紹介して行きたいと思います。
まずSuicaなどの電子マネーは、事前に支払いを済ませてチャージしておく利用方法になります。
そして基本的には自分自身で使用するのが前提で、他人へ譲渡したり送金したりするシステムは用意されていません。
メリットとしては特定の対象店舗や利用方法を行うことでポイント還元を受けられることです。
数%のポイント還元だと魅力を感じにくいかもしれませんが、年間で見ると数千円から数万円になるのでバカに出来ません。
さて、次はギフト券の特徴をまとめたいと思います。
ギフト券も電子マネー同様に事前に支払いをして購入します。
明確に違いが出てくるのはここからで、原則としては他人へ譲渡する目的が購入することが多いでしょう。
もちろん自分で使用しても良いのですが、ギフト券の立ち位置としては他人へ贈答するものなのです。
ギフト券の場合だと額面を下回る買い物ではお釣りが出ないケースがあるので、これは大きなデメリットです。
ポイント還元などの仕組みも無いため、お得感の面では電子マネーに負けているでしょう。
しかし、他人へ贈答しやすいメリットはあるので、場面に応じた使い分けがポイントになります。
コンビニでもアマゾンでも、キャッシュレス化はより一層進んで行くでしょう。
現金でしか支払いをしない状況では、キャッシュレス時代で不便さを感じてしまいます。
とは言え、まだまだ現金が必要とされる場面が多いのも現実です。
実際に、Amazonギフト券の買取をしてもらうことで、現金化ができるようなサービスもいま一定の需要があります。
どちらを重視したらよいのかわかりにくい状況ではあると思いますが、時代に取り残されないようにするためには、まずキャッシュレスについても知っておくべきでしょう。
自身で調べたり家族へ聞いたりして、積極的にキャッシュレス決済を利用してみてください。